Jクラブのチーム人件費と1試合平均勝点の関係を、シーズンごとの散布図にしています。カテゴリとシーズンを切り替えて、その年の平均に対する位置を見られます。

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この図の見方

横軸がそのシーズンのチーム人件費、縦軸が1試合平均勝点です。丸ひとつが1クラブで、丸にカーソルを合わせると数値が出ます。クラブ名は重なりを避けて置いているため、混み合う場所では出ないことがあります。

破線はそのシーズンの平均で、縦と横の2本が図を4つに区切ります。人件費の平均はシーズンごとに動くので、線も毎年動きます。「その年の平均に対してどこか」を見る形です。

横軸は対数目盛りで、カテゴリごとに範囲を固定しています。J1・J2・J3で人件費の桁が違うためで、シーズンを切り替えても目盛りは動きません。特定のクラブを追うときは、右上の強調するクラブから選べます。

キーボードでも操作できます。左右キーでシーズン、Shiftを押しながら左右キーでカテゴリが切り替わります。スマートフォンでは図を横になぞってもシーズンを送れます。

年をまたいで比べるとき

2024年度から、それまでチーム人件費に含まれていた移籍関連費用が別項目として外に出されました。2024年と2025年の人件費はその分だけ小さく出ます。J1の合計では約2割の差です。図では毎シーズンの平均線が一緒に動くため、同じ年のクラブどうしを比べるぶんには影響しませんが、金額そのものを年をまたいで並べることはできません。

2022年度からは項目名も変わりました。2021年度までの「チーム人件費」はアカデミーと女子チームの人件費を含み、2022年度からの「トップチーム人件費」は男子トップチームに限られます。この図は両方の時代をまとめて扱うため、軸には総称として「チーム人件費」を使っています。

人件費に含まれるもの

移籍金は支払った年に一括で計上されるわけではなく、複数年に分けて費用になります。何年で分けるかはクラブや契約によって違います。あるシーズンの人件費には、過去に獲得した選手の分割分が含まれています。

外国籍選手との契約は手取りを保証する形が多く、所得税や為替の変動をクラブ側が負担することがあります。同じ選手層でも、円安の年は人件費が膨らみます。

収録の範囲

決算期が12か月でないクラブも、10か月から14か月であれば図に含めています。人件費がその期間分になるため、横軸の位置は実際より少しずれます。10か月決算なら17%ほど左に寄る計算です。該当するクラブは見出しの「?」に書いています。それより短い決算は位置が大きくずれるため除いています。2025年の岡山(5か月)がこれにあたります。

人件費の開示が揃わない2005年は対象外です。2014年から2020年のJ3に参加していたJリーグ・アンダー22選抜とU-23チームも、クラブではないため表示から除いています。

出所

Jリーグ「クラブ経営情報開示資料」「クラブ決算一覧」をもとに作成しています(Jリーグ コーポレートサイト|クラブ経営)。

関連

成績の推移は順位の推移、観客動員は観客動員数の推移で見られます。人件費と売上の比率を扱った記事に「Jクラブの人件費比率を読み解く」があります。